四方シール袋、背貼り袋、ピロー包装、粉末縦型包装機

四方シール袋、背シール袋、ピロー袋、粉末縦型包装機

I. 縦型粉ミルク包装機とは？

縦型粉ミルク包装機とは、その名の通り、成形、充填、シール工程で材料袋を直立状態に保つ機械です。包装フィルムのロールを使用し、製袋、計量・充填、シール、切断など、一連の動作を機械で自動的に行い、最終的に包装済みの袋を出力します。

通常、粉末および顆粒状の材料の包装に使用され、粉ミルクはその最も典型的かつ主要な用途の1つです。

II. 主なワークフロー

1. 縦型粉ミルク包装機のワークフローは、次の手順にまとめることができます。

2. フィルム牽引と供給：複合包装フィルム（アルミプラスチック複合フィルム、クラフト紙複合フィルムなど）のロールを機械に取り付け、牽引機構によって徐々に下方に引っ張ります。

3. 製袋：引き出されたフィルムは成形装置を通過し、あらかじめ設定された形状（背シール袋、三方シール袋、四方シール袋など）に折り畳まれます。背シール袋は、粉ミルク包装で最も一般的なタイプです。

4. 縦シール：フィルムの縦の継ぎ目は、熱シール機構によって垂直にシールされ、連続した円筒形を形成します。

5. 横シールと切断：

一対の横シールジョーがフィルムシリンダーを掴み、現在の袋の上部シールを上から、次の袋の下部シールを下から行います。

充填タイミングは、横シールジョーが袋シリンダーを掴んだ瞬間ですが、上部が完全にシールされる前です。

シール後、カッターが横シールの真ん中で2つの袋を切り離します。

6. 計量と充填：これは粉ミルク包装のコアステップです。袋が形成された後、機械は計量装置を使用して、正確な量の粉ミルクを袋に充填します。一般的な計量方法には以下があります。

7. スクリュー計量：最も一般的に使用されます。供給量は、サーボモーターで駆動されるスクリューの回転数を制御することによって制御されます。高精度で、粉末材料に適しています。

8. 体積カップ計量：充填量は、体積カップのサイズを調整することによって制御されます。比較的速いです。

9. 排気：粉ミルクにはかなりの量の空気が含まれています。シール前に、機械は通常、袋から空気を排出するための振動または圧縮装置を備えており、膨張を防ぎ、保存期間を延長します。

10. 出力：シールされ、切断された完成した包装袋は、後続の箱詰めおよびカートニング作業のためにコンベアベルトを介して搬送されます。

III. 主な特徴と利点

高効率：高度な自動化、速度は1分あたり数十袋または数百袋に達する可能性があります（包装仕様と構成によって異なります）。

高精度：サーボモーターと精密計量システム（計量フィードバック付きオーガーなど）を採用し、非常に高い充填精度を実現し、コストを効果的に制御し、規制要件を満たしています。

省スペース：フットプリントが小さく、構造がコンパクトな縦型設計。

多様な包装形態：さまざまな成形装置を変更することにより、さまざまなサイズと形状の包装袋を製造できます（レギュラーバッグ、スタンドアップジッパーバッグ、スパウトバッグなど）。

優れたシール性：優れた熱シール性能により、酸素と水蒸気を効果的に遮断し、粉ミルクの品質と保存期間を確保します。

汚染の低減：フィルムロールから完成品の出力まで、材料は閉鎖系内で動作し、材料との人間の接触を大幅に減らし、食品衛生基準を満たしています。

IV. 結論

縦型粉ミルク包装機は、現代の粉ミルク生産ラインのバックエンドに不可欠な主要機器です。製袋、充填、シールなどの複数のプロセスを統合し、効率的で衛生的かつ正確な自動包装を実現し、粉ミルク製品の品質と生産効率を大幅に確保します。

機械仕様：

(お客様のニーズに合わせて、専用の包装機カスタマイズサービスを提供できます！もちろん、ご希望に応じて、カスタマイズされたバッグサービスも提供できます)